北陸新幹線の開業から１０年が経ちました。
北陸新幹線は２０１５年３月に金沢駅と長野駅の間の約２３０ｋｍが開業し、東京駅～金沢駅の所要時間が約１時間２０分程、短縮されました。
さらに昨年３月には金沢駅から福井県の敦賀駅まで区間が延伸され、首都圏から北陸３県へのアクセスが飛躍的に向上しました。
北陸新幹線の開業後は東京などの首都圏からのアクセスが大幅に向上した事から、多くの観光客が北陸を訪れました。
また、開業に合わせて、北陸新幹線の経済効果による需要を見込んでオフィスビルやホテルの建設が相次いだ一方、ここ最近では金沢駅の周辺にもかかわらず、なかなかテナントの借り手が見つからないというケースも出ています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20250313/3020023466.html
上記リンク記載の記事によりますと、金沢市中心部のオフィスの空室率は、
北陸新幹線が開業した当時、２０１５年３月末時点で１３％、
新幹線の開業による効果で企業の進出が相次いだこともあり、２０２０年９月末時点の空室率は４.５％まで低下しましたが、
２０２２年以降、新幹線効果を期待したオフィスビルの建設が短期間に集中したことで空室率は再び上昇し、供給が需要を上回る状況が続いており、去年１２月末時点では空室率は１４.３％と新幹線の開業当時よりも高くなっているそうです。
一方で北陸エリアの賃貸倉庫や工場については、引き続き堅調な需要があるものの、供給不足により、物件が限られており、需要とマッチするケースは依然少ない状態が続いています。
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工場物件につきましては、２．８ｔ以上のクレーン付き若しくはクレーンを設置できる天井高を求められるテナント様が引き続き多い傾向にあります。
倉庫や工場物件は需要が高い為、有力な物件の情報がネット上で掲載されると、早急にお申込みが入り、成約となるケースが見受けられます。
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