倉庫や工場を借りるテナント様が物件の内見時に見ているものを知るー外観ー
弊社では、様々な法人様や個人のオーナー様とお付き合いをさせていただいておりますが、それぞれ、物件の外観や内装、トイレ等に対する思い入れやこだわりがよく見受けられます。
ですが、実際に物件を借りる側であるテナント様は物件の内見時には、意外と細かい所まで見ています。
今回は、弊社がテナント様を物件にご案内した際に、テナント様が見ている箇所や指摘された事を下記に短くまとめました。
ー外観ー
・外壁が傷んでいないか?
・屋根の状態はどうなっているか?(雨漏れ等は過去になかったか?)
・シャッターや外部階段の塗装の状態(手すりも見られています。)
・雨樋の状態(つまりの有無がないか?)
・側溝の状態(泥やゴミが溜まっていないか?)
・プラットホームの高さ(高床式倉庫の場合)
・シャッターや庇の高さ(トラックによる荷物等の搬入の可否)
・融雪や散水栓の有無
・敷地内の広さ(駐車可能台数や大型車両の出入りの可否)
・前面道路の幅員(トラック等による輸送の可否)
やはり、まずは第一印象!人と同じで外見も大切です。外壁や屋根にサビが目立っていたり、雨樋の金具が外れてぶら下がっていたりすると、築年数以上に古い印象を持たれてしまったり、ご契約前の賃料等の交渉材料(古いし、〇〇が壊れているみたいだから、自分達で直すので、安くして下さい等)となる場合もございます。
弊社のオーナー様の中には、空室期間中に足しげく現地へ赴き、自分が気になった箇所をご自身で修繕したり、業者を手配される方もいらっしゃいます。また、晴れた日には、懇意にしている塗装業者から頂いた色のカタログを持って、ペンキの色あわせを行い、ネットでペンキを注文し、自ら塗装まで行う方までいらっしゃいます。
弊社では、オーナー様からお預かりした倉庫や工場等の産業用不動産をご案内した際に、ご案内をしたテナント様についての概要やテナント様からの指摘事項や質問事項等をすべて、オーナー様にお伝えしております。
その上で、不動産やオーナー様にとって最適な提案をさせていただきますので、お気軽にご相談下さい。