市場動向2018.06.27(更新日:2022.10.12)
平成30年度-夏- 弊社が感じる景況感
北陸新幹線の開業以降、金沢では引き続き、ホテルの建設が盛んに行われ、観光地では今も多くの観光客が訪れております。金沢駅西口に2020年6月にハイアットグループの日本初となるデュアルブランドホテル『ハイアントセントリック』、『ハイアットハウス』が開業予定であるだけでなく、金沢の繁華街である香林坊・片町・竪町エリアと武蔵が辻・近江町エリアを結ぶ「百万石通り」沿いも続々とホテルの開業を予定しており、現在も建設工事が進んでおります。
先月の末、日銀の金沢支店の移転がニュースとなった金沢駅西地区では、先日、森トラストがホテル用地を取得したとニュースになりました。
金沢駅周辺エリアでは、複合型ホテルの開発等、様々な大型開発のプロジェクトが計画されており、金沢市内で今後の動向が最も注目されているエリアであると同時にオフィス、飲食・物販店の旺盛な出店需要に対し、供給不足が続いているエリアでもあります。
弊社が取り扱う倉庫や工場物件についても、製造業をはじめ、事業拡大・業績好調などの前向きな要因による移転や追加の拠点を求める相談や取引等が引き続き堅調ではございますが、取引市場は供給不足が続いており、長期にわたり物件を探す企業様と当初の計画等を多少妥協して物件をとりあえず確保する企業様との二極化が引き続き、進んでいるように思われます。