不動産取引における『坪』と『㎡』について
不動産の取引の経験がある方にはお馴染みかもしれませんが、不動産と関わる場面においては、土地や建物の大きさを示す場合、『坪』や『㎡』といった単位が用いられます。
Wikipediaによれば、『坪』は尺貫法による面積の単位で、明治時代の度量衡法で、400/121平方メートルと定義もので、これは一辺が6尺(1間)の正方形の面積であり、約3.305 785 124m2である。
いわゆる「1坪=畳2枚」は中京間基準に基づくものであり、また日本においては計量法により、取引又は証明においては、坪の使用は禁止されており、平方センチメートル、平方メートル、ヘクタール、平方キロメートルなどを用いなければならない。とされています。
上記の定義等を簡単にまとめますと、【1坪=約3.3057㎡=畳2枚】であり、
不動産の取引においても、『坪』を用いる事は出来ないという事になります。(ただし、ウィキペディアの後述に記載があるように『㎡』と併せて参考値として『坪』を併記する事は妨げられていません。)
また、土地や建物の『㎡』の数値が分かれば、その数値に0.3025を掛けることにより、『坪』の数値がわかります。
例)土地が100㎡であった場合の坪数は?
100 ㎡ × 0.3025 = 30.25 坪
反対に、『坪』の数値が分かれば、その数値を0.3025で割れば『㎡』がわかります。
例)土地が100坪であった場合の㎡は?
100 坪 ÷ 0.3025 = 330.57 ㎡(小数点以下2桁で切り捨て)
土地や建物の不動産登記上の土地や建物の面積は『㎡』で表示されていますので、ご所有する土地や建物が『坪』でどれくらいか?を計算してみてはいかがでしょうか?
尚、数値を入力するだけで自動計算をしてくれるサイトもございますので、必要に応じてご利用下さい。