益進から皆様へ2020.01.22(更新日:2022.11.05)

金沢は『雪が降らない街』へ・・・

今年に入ってからも金沢市内は雪が降らない暖冬が続き、1月19日までの2019年度の降雪量は金沢市が2cmで過去60年で最少となったそうです。(中日新聞より

雪景色


2019年度の降雪量でいえば、お隣の富山県富山市でも0cmを記録するなど、温暖化の影響がモロに出ているのではないかと思います。
記事によりますと、金沢市、富山市ではこの60年間で降雪量はほぼ半減し、ひと冬の平均降雪量は金沢市で1960年代には、なんと333cmもあったそうですが、2010年代には164cmに減少したそうです。
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また、記事内の気象庁の予測では、今世紀末には石川県、富山県などでは、雪はほぼ降らないという予測になるそうです。
さらに地球温暖化が最も進行する場合、今世紀末の冬の平均気温が20世紀末と比べて、石川県、富山県ともに5℃近く上昇すると予測されています。
降雪量が減る事によるデメリットは様々で、山間部の雪解け水の減少に伴う水不足や農業への影響、スキー場やその周辺んの観光施設の収入減少や除雪のために待機している建設業の人件費等の負担等が考えられます。
石川県内では、鶴来信用金庫などが暖冬で業績に悪影響が出ている中小企業を対象にした金融相談窓口を設ける等の取り組みもございますが、昨今の台風被害や豪雨被害も地球温暖化の影響であるならば、今回の暖冬も含め、地球温暖化の抑制について真剣にかつ早急に取り組む事が必要不可欠であると思われます。

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